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2019.11.20
新アジア仏教史1 インドⅠ 仏教出現の背景
著者 | 奈良 康明 編集委員 下田正弘 編集委員 |
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ジャンル | 仏教・宗教書/一般書 > 仏教・宗教書 |
シリーズ | 新アジア仏教史 |
出版年月日 | 2010/04/30 |
ISBN | 9784333024292 |
判型・ページ数 | 416ページ |
定価 | 4,400円(税込) |
仏教を成立、発展させた基盤はインド亜大陸にある。古来より多種多様の民族が移動し、ヒンドゥー文化を形成しながら、そこから生まれてきた仏教。古代の歴史と社会、宗教の起源、儀礼と文化などの諸相に着眼しながら、仏教が世界史上に出現した背景を考察する。
編著者プロフィール
奈良康明(なら やすあき)
1929年、千葉県生まれ。駒澤大学名誉教授。1953年、東京大学文学部卒業。1956年、カルカッタ大学留学。1961年、駒澤大学講師、のち助教授、教授。1994年、駒澤大学学長、のち同大学総長。文学博士。前法清寺住職。主著に『仏教と人間』『仏教史Ⅰ―インド・東南アジア』など。
下田正弘(しもだ まさひろ)
1957年、福岡県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。インド・デリー大学大学院留学。博士(文学)(東京大学)。日本学術振興会特別研究員、東京大学文学部助教授を経て、東京大学大学院教授。専攻はインド仏教学。主著に『涅槃経の研究』。
・ヒンドゥー、イスラームなど多様な宗教の視点から“仏教出現”の背景を論じる
・カラー写真などの図版を収録。ビジュアル的にインドの宗教世界を理解できる
・なぜ仏教は誕生するに至ったのか。歴史的な根源を深く掘り下げた一冊
仏教を生み育てた古代インドの社会と宗教、文化について、ヒンドゥー教世界の視点はもとより、イスラームとのかかわりも含めた新しい視点から叙述する。